入院案内
当院へ分娩される方へ。 分娩から入院の時期、持ち物について。 あらかじめ目を通しておきましょう。
入院について
お産はあなたと赤ちゃんが一緒に力を合わせてこそ成し遂げられることです。
もちろん医師や助産師さんはお産を安全に進めるために手助けをしてくれますが、主役はあくまでもあなた自身です。『自分で生む』という自覚をしっかり持ちましょう。そのためには、母親学級等で学習し知識を得ること、そして呼吸法をしっかり覚えて何度も練習を重ね、分娩が開始しても落ち着いて行動がとれるようにすることです。
当院で分娩される方へ
出産時、および異常があり受診する場合、必ず自分で電話をかけ、①氏名②診察券番号③出産予定日④症状(陣痛の間隔・破水の有無)を伝えて下さい。電話で「入院です」と言われましたら、来院までのおよその所要時間を伝え医院までおこし下さい。昼間と夜間では交通状況も違います。病院では、言われた時間で準備をしてお待ちしています。
入院についてのお問い合わせ
0254-22-1155
分娩時は、顔色、爪の色が健康状態を知る上で重要な要素となります。入院する場合、又は入院の可能性がある場合は、化粧やマニュキュアは必ず取ってお越し下さい。また、アクセサリー類は外して下さい。(むくみなどで抜けなくなる場合が多々あるようです。結婚指輪やファッションリングなど予め外して入院なさって下さい)
入院期間
- 正常分娩の場合…原則7日間
- 帝王切開の場合…原則10日間
- ☆ 正常分娩の場合は月曜日に出産すると退院は日曜日になります。
- ☆ 赤ちゃんの体重、黄疸の程度等により多少入院が延長される場合があります。
- ☆ 正常分娩の方の入院期間、7日間は他施設に比べてやや長い方です。入院中に赤ちゃんとの絆を築き、育児を勉強し、退院後の不安を少しでもなくすための日数です。
- ☆ 経産婦さんの場合、6日間の入院にも相談にのります。
入院の時期
破水
破水とは、赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れ、なかの羊水が流れ出てくることをいいます。破水した場合、流れ出る羊水の量はさまざまです。疑う余地がないほどザザーっと流れ出る場合もあれば、尿もれかおりものと区別しにくいものもあります。本物の破水なら、自分の意志とは関係なく流れ出たり、生理用ナプキンを当ててしばらく様子を見たものの、それでも止まらなかったりします。胎児が何らかの細菌に感染してしまう可能性もあるので破水したら、入浴したりシャワーを浴びたりしないでください。早急に誰かの車で横になりながら病院に向かってください。
陣痛発来
妊娠後期に入ると、頻繁にお腹が張ったり生理痛に似た痛みを感じますが、この時期の痛みは不規則に起こります。これが、規則的になると陣痛の始まりです。初産の場合は1時間に6回以上、10分間隔になったら病院へ連絡します。経産の場合はお産の進行が早いため、30分間隔になったら病院へ連絡してください。
出血(産徴)
外来で内診を受けた刺激で多少出血することはあります。この場合は様子を見ていて下さい。この症状だけでは入院にはなりません。
車(入院の手段)
入院時は自分で車を運転して来ないでください。必ず誰かに乗せてきてもらいましょう。 入院は昼間か夜間かわかりませんから常に困らないように交通機関や連絡方法を家族で打ち合わせておきましょう。
入院時に必要なもの
- 母子健康手帳
- 印鑑(認め)
- 診察券
- メモ帳
- 健康保険証
- ボールペン
- 入院申込書※入院時すぐにお預かりします。
- 小銭※大金は持ってこない事
お母さん用品
授乳用ブラジャー | 3枚程度 |
---|---|
バスタオル | 2枚程度 |
授乳クッション・円座 | |
母乳パッド | |
洗面用具 | シャンプー等 |
産褥ショーツ | 3枚程度 |
---|---|
フェイスタオル | 7枚程度 |
生理用ナプキン | |
破水時用産後Lナプキン | 1袋 |
その他 | ティッシュ、スリッパ、カメラ(必要な方) etc |
赤ちゃんの退院時の着物は退院の前日までに1組ご用意下さい。
- ※産後のお産用ナプキン・赤ちゃんおしりふき用コットンなどは入院時にクリニックよりお渡ししますので必要ありません。不足時は、病棟にて購入可能です。
- ※病衣(パジャマ)は当クリニックで用意があります。(季節によってスパッツ、カーディガンを用意してください)
- ※ドライヤーは当クリニックで用意があります。
- ※全室、冷蔵庫完備です。ご自由にお使い下さい。
- ※病室にシャワールーム・洗濯機・電子レンジがございます。ご自由にお使い下さい。洗剤はお持ち下さい。
- ※新生児用紙おむつは、当院にて2袋準備してあります。それ以上は、追加で購入して頂くか、ご自身でご用意して下さい。
- ※授乳クッション・円座は、急な入院等でご準備できなかった方は、当院でも貸し出しいたしますが、数に限りがある為、早めにご自身でのご用意をお薦めします。
育児用品
赤ちゃんが生まれたらすぐに生活ができるように赤ちゃん用品を用意します。育児用品は32週位までにそろえておきましょう。
短肌着 | 4〜5枚 |
---|---|
長下着 | 3〜4枚 |
ベビードレス | 2〜3枚 |
おくるみ(アフガン) | 1枚 |
おむつ | 30組 |
敷きぶとん、シーツ | 1式 |
掛ぶとん、布団カバー | 1式 |
毛布、タオルケット(ベビーベッド) | 1式 |
沐浴用品 | ベビーバス、洗面器、ビニールシート、石けん、バスタオル、浴用ガーゼ、沐浴布、湯温計、室内用温度計、ヘアーブラシ、臍処置セット |
---|---|
その他 | ガーゼハンカチ、整理ダンス、かご、蓋付バケツ、脇の下用体温計 など |
出産について
立会い分娩
分娩期をご夫婦やお子様と一緒に過ごし、辛い時期を乗り越え喜びを分かち合うのが立会い分娩です。決してお産の見物ではありません。広い意味では、妊娠した時から立会いはスタートしていると言えます。当院でも、ご希望により立会い分娩をお受けしています。一番つらいとき一緒にすごして、はげましたり一緒に腰をさすってあげたり、とにかく一緒にお産をしたんだという達成感をもってほしいです。
自然な出産
日本では昔から妊婦が、助産婦や医師、看護婦のサポートを受けながら自力で赤ちゃんを産む自然出産が奨励されてきました。医療機関の技術の高さや健康的な食生活に支えらてきたこともあり、自然出産率は、世界的のなかでも常にトップクラスに位置し、世界保健機構WHOをはじめ世界的に高い評価を受けてきました。当院でも、なるべく自然なお産を目指し、そのためにはいつでも緊急手術(帝王切開など)が少なくとも30分以内に行えるよう体制を整えました。そのために予防的な手術や適応の曖昧な手術はなくなり、病院の都合のためにではなく、純粋に赤ちゃんとお母さんのための出産体制が出来上がりました。
〒957-0055新潟県新発田市諏訪町1-2-15
駐車場完備
0254-22-1155(予約制/新患随時)
※予約なしでも診療致します。 WEBまたはお電話にてご予約をお取り下さい
【発熱のある方の外来受診について】 ✓現在37.5℃以上の発熱のある方は、たとえ予約であっても受診をお控え下さい。 ✓上記の方も含め3日以内に37.5℃以上の発熱のあった方は受診の前にお電話でお知らせ下さい。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00-12:30 | |||||||
15:00-17:30 |
担当:理事長|富田 雅俊
休診日:日曜・祝日・木曜・月曜(午後)・土曜(午後)
面会時間:15:00~19:00
分娩予約状況
2024年10月現在
-
2024年10月
-
2024年11月
-
2024年12月
-
2025年1月
-
2025年2月
-
2025年3月
-
2025年4月
-
2025年5月
-
2025年6月
-
2025年7月
:受付可能 :受付終了
当院の診療対応能力の点から分娩を制限せざるを得ない状況になっております。当院で分娩をご希望の方はお早めにご予約をお願いいたします。